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Hasselblad 500C/M を使い始めて数年経ちます。500C/M には露出計が内蔵されたプリズムビューファインダーを装着可能なのですが、僕はこれを持っておらず、 iPhone のアプリを使って適正露出を調べて撮影していました。被写体に iPhone のカメラを向けて F 値・ISO 感度を設定すると、適切なシャッタースピードを教えてくれる、というものです。
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— alea12 (@alea12) July 28, 2020
この 1 ステップが意外と億劫で、撮影頻度が結構下がっていました。また、せっかくアナログな体験をしたくてフイルムカメラを使っているのに、デジタルな方法に頼らなければならないのも少し残念でした。
プリズムビューファインダーまたはサードパーティの露出計を購入するか悩んでいたんですが、お世話になっているカメラ屋さんで 500 C/M のフイルム巻き上げノブと換装できる露出計があると教えてもらい、ちょうど良い状態の中古在庫があったのでその場で購入。Hasselblad Exposure Meter Knob というものらしいです。
ノブ部分に取り付けると、ちょうどレンズの向きに受光素子が向くようになっています。受光素子を被写体に向けた時の針が EV 値を指すので、レンズ右側に記載されている EV 値に合わせることで適正露出での撮影ができます。セレン式メーターなので精度は近代的な露出計ほどではないようですが、趣味で使う分には問題なさそう。
年始早々良い買い物ができました。今年はこれを使って、昨年よりも多くフィルムを使えればなと思います。