猫背で進め

自己紹介
2019-10-30 / travel

香港・広州

travel

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  • ACL 準決勝を観戦したい
  • 故郷である香港の現在の様子が知りたい
  • 仕事の用事が無いわけではない

という理由で、香港・広州から仕事をしてみました。海外 ACL なんて縁がないと思っていましたが、ミネ月さんという方の情報で東京↔香港を約 2 万円で往復できる LCC の存在を知り、飛び込むような気持ちで行ってきた次第です。

初日: 日本→香港→広州

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朝 6:30 羽田発の便で広州へ。6:30 発の飛行機に乗るにはだいたい 5:00 くらいに空港に到着する必要があり、バスタ新宿から出ている深夜バスを使いました。機内は LCC らしく機内食などは全くなし。

香港国際空港に到着後、1 件テレビ会議。香港国際空港内はかなり高速な WiFi が飛んでいます。途中で移動を挟んだものの、eSIM で契約しておいた現地回線を使って割と問題なく通話することができました。Three Hong Kong の eSIM おすすめできます。

香港国際空港と香港内の主要部を結ぶ Airport Express で九龍(カオルン)まで移動、ここから広州に向かうために高速鉄路と呼ばれる新幹線みたいなやつに乗ります。 Airport Express 九龍駅から高速鉄路の西九龍駅までは連絡通路を歩いて 10 分弱。ただしネット予約のチケット発券や入出国手続(西九龍駅内で中国側入国の審査もあります)があるので、平日で少なくとも 30 分くらいは追加で時間を見ておいたほうがよさそうです。

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列車の中はこんな感じ。途中香港から中国に越境するタイミングで回線が不安定になりますが、長時間圏外になることもなく国内とほとんど変わらない環境で仕事ができました。隣の夫婦が荷物を棚に上げるのをお手伝いしたら謎のお菓子をくれました。広州南駅までは 1 時間ちょい。

広州南駅からは地下鉄で観戦ツアーの集合場所のホテルへ。ホテルで受付を済ませてから、試合まで 2-3 時間あったのでホテルの一角で仕事をしながら待機。

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今回観戦したい浦和サポーターは全員公式のツアーを申し込む必要があり、参加者はみな同じホテルに集合していました。十数台のバスに別れてスタジアムへ。試合はホームで行われた 1st Leg で 2-0 と勝利していた浦和が 1 点でも取れば、相手を 4 点取らなければ敗退という状況に追い込めるという展開。後半橋岡の絶妙クロスを我らがエース興梠が打点の高いヘディングでゴールに突き刺した時点で試合は決まったようなものでした。

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しかし本当にリーグではあれが入るか? というようなゴラッソを立て続けに食らう浦和ですが、なぜか ACL ではあれを外すか? という相手の決定力不足に助けられることが多い気がする。広州恒大は天河スタジアムで開催される ACL では数年単位で負けていなかったみたいで、ジンクスを破壊するというおまけもつきました。

試合後は集合場所のホテルまで同じバスで戻った後、予約していた宿までタクシーで移動して宿泊しました。おそらくタクシーに若干わざと遠回りされたのですが浦和の勝利に免じて目をつぶりました。

2日目: 広州→香港

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午前中、仕事関係の視察をしてから広州南駅へ。香港に戻る列車のチケットが長蛇の列でした。さらに現金しか使えないレーンとか特定区間の切符しか販売しないレーンとか罠が多いので、特にはじめての方は時間に余裕をもって移動するのがオススメです。列車内でコードを書いていたら隣りに座っていた青年がノート PC に傾斜をつけるためのスタンドを貸してくれました。彼は広州出身・香港の大学に通う学生で、ビッグデータ解析を勉強しているのだとか。好きな言語を聞いたら Python と言ってました。

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香港では尖沙咀(チムサーチョイ)に宿をとりました。早めにチェックインできるところを選んだので、到着して即部屋に入り、数時間仕事をしてから外に出かけました。

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本当は僕が住んでいた香港島側に行きたかったのですが、今回はスケジュールの都合でお預け。かわりに尖沙咀プロムナードから写真を撮りました。これは小学生の頃に写生の授業で題材になった時計台です。看板、ジージー音を鳴らす信号、ゴミ箱に至るまで街中のすべての造形が懐かしく愛しく感じました。

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言うまでもなく香港では逃亡犯条例に端を発した反政府活動が行われている真最中ですが、抗議活動が週末に集中していること(僕が滞在した週の週末にもデモがあるようで、ビラがあちこちに貼られていました)、また抗議活動のエリアが比較的香港島寄りということがあって、旅行に直接的影響はありませんでした。ただ、街中の至るところに抗議の意思を示すメッセージが描かれていたり(これを落書きと呼ぶのには抵抗があります)、抗議活動で一部破壊された設備の復旧作業を行うために普段より地下鉄(MTR)が早い時間に終電となるなど、ここが抗議活動の現場であることを思い知りました。

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香港は幼少期に 8 年ほど過ごした僕にとって第二の故郷で、そのような場所で自由を求める人が暴力に巻き込まれているという事実がただただ悲しく、普段離れた地に住んでいる身としては無力感を覚えるところでもあります。みたいなことを話しながら最後はで飲んでました。

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なぜかサッカー日本代表のユニフォームを着ていた現地の人と仲良くなって WhatsApp で友だちになりました。

3日目: 香港→日本

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香港を 13 時ごろに出発する便に乗るため、この日は午後休をとりました。低予算旅行の割にはトラブルが少なかった…と思いきや着陸した成田空港がまさかの豪雨で陸の孤島状態。これだったら他の空港に降りてくれた方がよかった…という感じでしたが、LCC では色々と難しいのでしょう。ぐるぐる歩いて回った結果第 2 ターミナルからは帰宅できそうになかったので、第 1 ターミナルに移動して京成線の鈍行で帰宅成功しました。

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旅行の総括としては、往復 2 万で行けるならまた気軽に香港行きたいですね。香港島も行きたいし。週末はまだまだデモが行われているようですが、情報収集しながら移動すれば大きな問題にはならないと思います。それから ACL の現地参戦は普段の埼スタに増してサポーターの一体感が強く、とても楽しむことができました。来年は ACL 出られなさそうなのがいかにも残念ですが、また韓国や他の国にもサッカー観戦に行ってみたい。


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