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NY 生活最初の記事がこんな内容かよという感じですが、こんな内容です。
言葉・文化の違い、食生活、治安など海外で暮らす日本人にとって悩みの種は多くありますが、無視できないのがトイレの悩み、すなわち ウォシュレットがない という困りごとです。数日の旅行であれば我慢できるかもしれませんが、年単位で住むとなったら話は別。僕はアメリカに住むことが決まった直後に、現地でも使えるウォシュレットのリサーチを始めていました。
日本で通常使われるウォシュレットといえば、電源と水道に接続して電動で水圧を制御するタイプのもの。ところがウォシュレットの設置が想定されていない米国のトイレには電源が設置されていることはほとんどありません。そんな中希望の光として見つけたのが TUSHY というプロダクト。これは水道管の水圧をそのまま使い、電源なしでウォシュレットの機能を実現しようというもの。温水が使えないというデメリットはありますが、追加の電気工事なしで DIY 設置できそうというのは大きな魅力です。
というわけで新居が決まってすぐに TUSHY Classic 3.0 という商品を注文。価格も 99 ドルと手頃で、ニューヨークには 3 日くらいで届きました。到着した状態がこれです。
何かと遊び心の多いプロダクトで、マニュアルの 1 ページ目には設置作業をするときのおすすめ BGM が紹介されています。https://hellotushy.com/tunes で誰でも聞けます。
トイレのタンク部分に水を供給している管をバイパスして、TUSHY に接続します。既存の排水管を取り外す際に水が漏れるので、あらかじめ栓を閉めた状態で何回か水洗してタンクの水を抜いておくと良い。
無事に設置が 10 分くらいで完了しました。この木製のつまみを回すことで水圧を、プラスチックのスイッチを傾けることでノズルの角度を調整できます。使い勝手はやや日本のウォシュレットとは異なりますが、機能性は十分です。トイレの悩み、解決しました。
もしこれを読んでいる方で気になる方がいたら、以下のリファラルリンクから購入されると 10 ドル引きで購入できるみたいです。いないと思いますが、 NY の方で設置の手伝いが必要な方がいればご連絡ください。